いもやかなえ第3畑の草刈りをしていたら、ムクドリの亡骸を見つけた。
最近めっきり見かけなくなったが、6月下旬ごろは草刈りを始めると上空からパラグライダーのように複数号機が降りたって、バッタなどの昆虫を獲りにきていた。1号機シュタッ!2号機シュタッ!という効果音がつけられそうな、茶色いボディに黄色いくちばしのかわいい機体。
私がいるのもお構いなしに近くまで寄ってきて、まずは一匹獲物をくわえ、もう一匹くわえ、まだいける!ともう一匹いこうとするのだが、取りこぼしていた。せっかく二匹ゲットしていたのに三匹目を欲張ろうとしたために、二匹逃して結局一匹しか獲得できていない、けど多分気づいていない感じで満足げに飛び立って行き、ほんわかした気持ちになった。
飽き飽きするほど暑い夏だったが、そんなかわいい奴らに癒され、ちょっとした気分転換ができていた。
何号機かわからないが、癒してくれてありがとう。あとで埋葬するからね。と思い、あのようにかわいく生きていた奴らが今はもういないのだな諸行無常だなと思い、さらに先日亡くなった祖母のことも思い出し、少し涙したりもした。
草刈りが終わり、埋葬しようと亡骸をシャベルで持ち上げ、よく見たら・・・
カラカラになったとうもろこしでした。お前はどっから来たのだ。